下顎を引き締め、引き上げることが重要

 そして、上顎の関節窩の中に下顎の顆頭が入っていて、この顆頭を中心に下顎の運動が行われます。話したり、食べたりする行為が円滑にできるのは、それに合わせて顆頭が移動し、下顎が正常に機能するからです。歯科レントゲン

 側頭骨は頭蓋骨の一部です。そして、下顎の顆頭位置は耳の上あたりにあります。つまり、この部分は耳を介して脳と密接につながっています。家庭用・歯科用超音波スケーラー

 下顎の顆頭の機能を正常に保つためには、顎をしっかりと引き締め、引き上げることが大事です。口を横に開き、下顎を手前に引き、さらには上方へ引き上げるストレッチこそ、顎関節の構造や機能を正常に保つのに役立ちます。

 下顎を前に出すのは、逆の運動です。高齢者が多い今、下顎を前方に出すのが常態化しているのを見かけることがあります。このことからも、下顎を前方に出すことはよくないと想像できるでしょう。

 なお、ご質問の方は歯科医師に診てもらってください。

山田晶氏(歯科医師)
骨盤療法(ペルピックセラピー)で著名。日本歯科大学卒業。歯科の領域から骨盤のゆがみに着目。骨盤のゆがみを自分で取る方法として、腰回しの普及に努めている。やまだ治療院顧問。

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