東大不合格が分かってすぐ仮面浪人を決意した

  1から東大専門塾に通っていたため東大以外の大学への進学が親にも申し訳なく、自分を変えようと最も大変だと考える道を選んだ。親にも仮面浪人は伝えた。根管治療機器

 仮面浪人中は教科ごとに時間を決めて勉強。4月以降基礎的な参考書を用いて不正解の問題を洗い出し、夏からは現役時代の塾のテキストや過去問を用いた。11月からセンター試験対策に取り掛かり、センター試験後はそれまでの復習。東大型模試は全て受けた。大学図書館にこもり勉強したが、合間に必修の授業に出席し好成績を修めた。歯科技工用技工機器

 クラスの人に仮面浪人を隠すことには苦労した。「仮面浪人」=「自分の選んだ大学を蹴ろうとしている」であり、気分の良いものではないと思っていた。

 仮面浪人を経験して良かったことは、全力を尽くせば自分でも難しいことに粘り強く取り組めると思えるようになったこと。多くの人に支えられていると再確認できたこと。それから、東大を選ぶ理由を見つけられたこと。ずばぬけて博識な人や、賢い人がいるのは東大だと思ったという。

 「やはり一番に感謝すべきは両親だと思います」と長谷川さん。私立大学での仮面浪人は金銭面の負担も大きい。自分の選択を理解し応援してくれた両親と、当時の自分の努力に恥じないよう頑張るというのは、大学生活を通して長谷川さんの軸になっている。

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