唾液や血液のDNAを調べれば「犯人の年齢」がわかる!推定年齢の誤差は約6歳
京都府警科学捜査研究所の浜野悠也専門研究員(31)は、殺人事件などの犯罪現場に遺留した唾液や血液のDNAを解析し、半日ほどの短時間で真犯人の年齢を推定できる新手法を編み出した(毎日新聞2018年5月20日)。 歯科レントゲン
科捜研によれば、DNAによる年齢推定は大学や研究機関で研究されてきたが、解析に約1~2週間もかかり、1回当たり数10万円の高コストが発生。刑事事件は鑑定試料が多く、鑑定の迅速さと精確さが求められるため、捜査現場で活用されていない。 家庭用・歯科用超音波スケーラー
だが新手法なら、推定年齢の平均誤差は上下約6歳、高齢者で最大約20歳。解析するDNAの塩基配列を増やせば、誤差が小さくなる。さらに1回当たり数百円程度の低コスト。初動捜査で犯人像を絞り込めれば、ホシの特定につながり、冤罪の防止にも役立つだろう。
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