全国初。海老名市をモデル地区に「オーラルフレイル改善プログラム」を実施
一般社団法人神奈川県歯科医師会(鈴木駿介会長)は、神奈川県黒岩県知事が主導する、人生100年時代に対応する「神奈川未病改善」の重点事業である、『オーラルフレイル改善プログラム』を本年8月1日より、県下海老名市をモデル地区として実施します。 超音波スケーラー
※「オーラルフレイル」とは、お口のささいな衰えで心身が衰え、さらに社会活動への意欲を妨げ、低栄養のリスクが高まり、要介護状態の呼び水となる状態のことです。 口腔内カメラ
神奈川県歯科医師会は、県内3,924人(平成30年4月現在)が所属し、「我国西洋歯科医学発祥の地」を中心に、明治40年(1907年)から111年間、神奈川県民の歯の健康を支え続けています。
また、神奈川県では、県民の健康寿命の延伸を図るため「かながわ未病改善宣言」に基づき、「2つの理念」と「3つの取り組み」による未病改善活動が積極的に展開されており、その中でフレイル、オーラルフレイル対策は大きな役割を担っています。
『オーラルフレイル改善プログラム』は、平成28年度から神奈川県、神奈川県歯科医師会、さらに東京大学飯島勝矢教授を中心とする医科歯科研究者の三者が協働して実施した、「口腔ケアによる健康寿命延伸」事業を更に推進させ、海老名市と海老名市歯科医師会が、自治体でオーラルフレイル改善を実現できるかを実証する、地域に根ざした事業です。
これまで、平成28年度には、県下の65歳以上の方、3,297名を対象にオーラルフレイル実態調査を実施。さらに平成29年度には、オーラルフレイル改善プログラムの作成、平成28年度に実施した調査結果を踏まえて129名に同プログラムの効果検証介入調査を実施してきました。
そして、ついに30年度には、これまでの調査結果を踏まえ、海老名市をモデル地区とし、地域歯科医師会と自治体が連携した同プログラムの効果・検証介入調査の実施、並びに普及・啓発を推進します。
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