目からウロコの「正しい歯磨き」その方法とは?
マウスケアは健康の原点。きっちり手入れしたいところだが、これまでの常識が間違いだったなんてことも。さあ、ベストの方法を身につけよ! 超音波スケーラー用チップ
私事ではあるが、50代後半の本誌記者の歯は、ほぼ「壊滅状態」。現在、残っている歯は11本で、右下の犬歯がグラグラしているので早晩10本になるはずだ。部分入れ歯でどうにかしのいでいるものの、煎餅どころか、肉やサラダもろくに噛めない。また、見た目も部分入れ歯がやけに白くて見苦しく、話しているときはなるべく口を開けないようにしているぐらいだ。歯みがきは人並みにしていたのに、なぜ、こんなことになってしまったのか? 歯科研磨機
「簡単に言えば、歯みがきの仕方が悪かったんですよ」 こう説明するのは『パトリア歯科医院』の嶋田泰次郎院長だ。「正しい歯みがきこそが歯を守る唯一の方法」と訴え、患者に「正しい歯みがき」の仕方を指導しているという。「きちんと正しい歯みがきをしていれば、80歳、90歳になっても、健康で丈夫な歯を保つことができます」
正しい歯みがきさえしていれば、厚生労働省が提唱する、80歳で20本、いわゆる「8020」も十分に可能だという。「歯は虫歯になって抜けるわけではありません。原因は歯茎、つまり歯周病で抜けてしまうのです。だから、歯周病を防ぐための歯みがきをすることが大事なんです」(前同)というのだが……。
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