咬合崩壊4スマホ病の影響「インプラントを入れてもらいたいと思っている患者さんはいない
これらの症状を持つ方々の首のレントゲン画像上を見ると、頚椎のカーブに負担がかかっている部位があることが判ります。整形外科的には大丈夫だというレベルでも、苦しいのです。そういった微細なレベルで調整できなくては、患者さんは救えません。我々も職人仕事ですから、せっかくなら高いレベルで良くしたいと考えています。多くの歯科医がもっとカイロプラクティックの先生と組まなくてはいけません。お話ししたように、仮歯の段階で骨格調整をするとアゴの位置が随分と改善します。」 超音波スケーラー用チップ
「歯科医が手を付けられない骨格的な要素を担うカイロプラクターと歯科医のタイアップは絶対に必要ですね。とっくにそんな時代が来ているはずなのですが...。そこからやらないと、いつも歯を噛み締める悪癖が生じていきます。常に上下の歯を合わせて噛んでいる状態で、歯への負担が取れない。安静空隙(あんせいくうげき)がないから休めず、常に歯根膜が炎症し続けていて負担が取れない人が大勢います。」 歯科研磨機
「例えば、4番目を抜いて歯並びを整えると、みんな首が悪くなります。きれいな歯並びでちゃんと噛んでいても、実は首が詰まっていることがあります。たとえ歯医者さんから"問題ないですよ"と言われても、患者さんは違和感を持っていることがあります。すると、"歯科へ行っても仕方がない"と患者さんは実感しまいます。
下顎が後ろに移動しているケースなども。矯正してきれいな歯並びでも、実は首とか詰まっているわけです。歯科医師は歯しかみていないから、かみ合わせは合っているし良い状態だから"問題ありません"で済まされてしまうのですね。でも、患者さんは苦しい。だから、例えばカイロプラクティックに行きます。カイロプラクターにしてみると、そういう患者さんが多く来院するから"歯医者さんは首を詰めて具合を悪くしているが、何をやっているんだろう?"と、感じるわけです。もちろん、歯医者さんは具合を悪くしているつもりはないのですが...。」
「私は、これらの経験を経て、"歯を抜いて治療することには限界があるのではないか..."と実感するようになりました。もちろん、止むを得ず抜かなくてはならないケースもありますが、今はなるべく抜かずに本人の歯を保つように心がけています。今の主な矯正を私の目から見ると...。抜かなくても済むような場合でも、歯を抜いて矯正をしてしまっていたりします。
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