「お口のケガ・できもの親知らず 顎の痛みに対応」

 東京医科歯科大学や海老名総合病院歯科口腔外科医長として、数多くの難症例治療に当たってきた口腔外科専門医・工藤雅範先生。昨年7月には高度な治療技術を提供しようと海老名駅近くに「海老名歯科口腔外科クリニック」を開院。今回は先生から『親知らず』『口内炎』について話を聞いた。歯科技工用技工機器

「親知らずって抜いた方がいいの?」

 大人になって最も奥に生えてくる歯・親知らず。放置すると磨きづらさから虫歯になるだけでなく、細菌感染により炎症を起こし腫れたり、歯周病を併発する恐れがあります。真っ直ぐに生え、正常に咬合していれば抜歯の適応は無い場合もありますが、専門医の判断が欠かせません。また、いざ抜歯する時、親知らずが歯茎に埋もれている状態なら、抜歯の前に親知らずの状態や神経などとの位置関係を精密に検査する必要があります。通常の平面レントゲンでは位置関係を把握することは難しいですが、当院では3次元撮影で様々な角度から診断可能な歯科用CTを導入。的確な診断を行っています。歯科レントゲン

お口のできものにも迅速に対応、土日診療も

 口内炎は通常であれば2週間程で治癒しますが、口内炎の様な症状が2週間以上続く場合は、腫瘍の可能性があり、確定診断のための病理組織検査が必要となります。病悩期間が長く、口腔がんなどの腫瘍の可能性が高い場合には、検査を早急に行う必要があります。治り難く、赤や白い部分が混在し、粘膜に凹凸や潰瘍、粘膜の下に硬く厚みを伴う様なできものは悪性腫瘍の可能性があり、軟膏を塗布しても無くなる事はありません。この様なお口のできものに対する確定診断のための口腔病理組織検査や口腔病理細胞診を、当院では積極的に行っております。

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