日本人は「カモネギ」?中国歯科医の会計時の一言にあ然

【大連の歯医者、日本人はカモネギ】
人間は生身。15年近くも中国にいると体の不調を感じることもあります。ある時、歯がとても痛くなり我慢できず、地元の歯医者に行きました。中国では「牙科」といえば歯医者のこと。歯が「牙(きば)」とは面白いですね。歯科技工用技工機器

電話をしてその歯医者に行くと、なんと、医師の先生が玄関で出迎えてくれました。何人かの患者さんがいましたが、その脇を抜いて治療用の例の椅子まで、自ら案内をしてくれました。大きな声では言えませんが、治療単価が高くて儲かる日本人の患者は、「カモがネギをしょってきた」、といったところのようです。歯科レントゲン

椅子に座り、上を向いて口を大きく開けて治療中に、順番待ちの他の患者が私の口をのぞき込んでくるのです。これでは、プライバシーも何もあったものではありません。あっちへ行け、と心で叫びつつ、口を開けたままでは抗うこともできません。

医師が治療器具について、国産か日本製か、どっちにしますかと、聞いてきます。口を開けていた私は、「あわぁわあぁ」と日本製を指さし…、もう大変。

中国の歯医者は、治療に23時間をかけ、その代わり1回で治療を終えます。治療費については一旦全額を支払いますが、日本で手続きをすれば7割ほどが還付されます。そこで、領収書をお願いしました。そのお医者さんは、「金額はいくらで書きますか?」と。あ然とした私は気を取り直して「実額で書いてください」

国替えにはおたおたすることや、あ然とすることが、いっぱいあるのです。でも、そんな驚きをむしろ楽しむ余裕が、仕事の成功につながっていくのだろうと思います。

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