食べる機能の衰えを早期に発見 町田市歯科医師会 高齢者口腔機能健診を推進

 町田市内150の歯科医院からなる公益社団法人東京都町田市歯科医師会(小川冬樹会長)は、市民の健康増進や口腔機能向上を目的に町田市などと協同で様々な事業に取り組んでいる。昨年4月より始まった「高齢者口腔機能健診」は町田市在住の71歳以上を対象に、噛む力や飲み込む機能などを診査する。健康寿命を延ばす為に「噛む」や「飲み込む」といった口の機能を健診し、食べる機能の衰えを早期に発見することが目的。超音波スケーラー用チップ

 健診では問診のほか、虫歯や歯周疾患などの診査、歯列・かみ合わせ、歯の清掃状況検査などを行い咀嚼(そしゃく)力・飲み込む力(嚥下機能)の評価を実施する。症状に合わせて嚥下機能や咀嚼力を維持するための指導や簡単な体操などを紹介する。歯科研磨機

認知症予防にも

 咀嚼力や嚥下機能が低下すると、食べにくい食品が増え、食欲が落ちてしまい、「低栄養」になったり、体を動かす時に口に力が入らないため筋力が低下したりし、体力低下につながってしまう。「知らないうちに食べやすいものばかりを口にするので、栄養が偏り、また飲み込む力も低下するので誤嚥性肺炎になることもあります。食べる機能を維持することは認知症予防にもなります」と食べる機能の重要性を呼びかける。

 この健診を受け付けている歯科医院は市内の約80医院で、費用は500円(予約制)。市民税非課税世帯・生活保護受給世帯などは無料。健診可能な医院は下記一覧の星印☆のついた医院。

18歳〜70歳までは

 なお18歳〜70歳までが対象の歯科口腔健診(年一回400円。生活保護受給世帯・市民税非課税世帯の人、高齢受給者証や妊婦クーポンなどの持参者は無料)は下記一覧の医院で受診できる。各医院に【電話】で予約を。

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