口呼吸の原因別の治し方を歯科医師に聞く
鼻トラブル
鼻炎などで慢性的に鼻が詰まっていると、空気の通り道がブロックされるため、満足な鼻呼吸ができなくなる。そうなれば当然、足りない分の呼吸は口で行うことになる。鼻水や鼻づまりが考えられる疾患としては慢性副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎があり、後者の場合は特異的IgE抗体検査やパッチテストを用いてアレルギーを特定する。これらの疾病は耳鼻科での治療が必要となる。 歯科レントゲン
口唇閉鎖不全
歯並びが悪かったり前歯が出っぱっていたりすると、うまく口が閉じない(口唇閉鎖不全)。意識すれば口を閉じることはできるかもしれないが、楽な自然体の状態では口が開いてしまう。そのため、無意識のうちに口で呼吸をするようになる。このような場合は、歯並びを改善するために矯正治療やマウスピースなどの補助器具を用いる場合もある。 家庭用・歯科用超音波スケーラー
「マウスピースの装用時間や使用方法に関しては、歯科医師の指示に従っていただく必要があります。ご自身の判断で誤った使用をされてしまうと、歯列やかみ合わせが変化してしまう恐れがあるためです。歯科医師は顔貌(がんぼう)や骨格性の特徴に応じ指示を出してくれるので、生活の中でどのように使用すればベストなのかをサポートしてくれると思います」
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