医療・介護連携に関する意見交換
医療と介護の連携に関する意見交換(第2回)が4月19日、都内のベルサール
半蔵門で開催され、平成30年度の医療・介護同時改定に向けて「リハビリテー
ション」「関係者・関係機関の調整・連携」について議論し、日歯常務理事の
遠藤秀樹委員が日歯の見解を示した。
遠藤委員は、健康寿命の延伸やQOLの確保には口腔管理が有用であることを
示す多くのエビデンスがあること、また、患者やその家族の状況に応じた食支
援や口腔衛生管理の提供などの役割も歯科にはあることを説明。歯科技工用真空成型器 その上で、
「歯科の在宅に係るサービスは増加傾向にある一方で、施設における歯科衛生
士の配置が1割以下であり、歯科衛生士による口腔衛生管理加算の算定も少な
い。さらなる充実のためにも、医療と介護の切れ目のない提供環境(制度、算
定要件等)を整える必要がある」との考えを示した。
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また、「施設等と歯科との連携を密にするためには、ケアマネジャーの果た
す役割が大きく、口腔健康管理に対する理解を期待する」と述べるとともに、
「多職種連携における情報共有」のあり方に言及。「現状では、退院時共同指
導やサービス担当者会議等への歯科関係者の参加が少ない。歯科ハンドピース用 カートリッジ 情報共有を推進す
るためには、一堂に会する会議のみならず、各種媒体を活用した方策が重要で
ある」と指摘した。
他の委員からの「実際の施設における運用においては、歯科衛生士の活用の
みならず、口腔に関する知識を得た言語聴覚士(ST)の活用を検討してほし
い」との意見に対しては、「歯科専門職とST等の他職種が連携して口腔衛生管
理を行うことで実績を上げている施設もあり、そのような形で実施していくこ
とが望ましい」旨回答した。
加えて遠藤委員は、歯科が介護現場で活動するに当たっての問題点を問わ
れ、「歯科訪問診療の件数は増加しているが、その多くが施設。一方で、居宅
への訪問は伸び悩み、患者本人だけでなく介護する家族にも、時間的、金銭
的、心理的な負担感が大きい。安心・安全な医療提供の観点からも、今後、デ
イサービス等における歯科訪問診療も行えるようになることが望ましい」との
見解を示した。
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歯磨きで病気になるリスクが変わるのか?
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遠藤秀樹委員が日歯の見解を示した。
遠藤委員は、健康寿命の延伸やQOLの確保には口腔管理が有用であることを
示す多くのエビデンスがあること、また、患者やその家族の状況に応じた食支
援や口腔衛生管理の提供などの役割も歯科にはあることを説明。歯科技工用真空成型器 その上で、
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みならず、口腔に関する知識を得た言語聴覚士(ST)の活用を検討してほし
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